東京日本橋浜町・きもの 円居(運営:株式会社円居)では、
2021年8月6日(金)~8月15日(日)にて、
企画展「OKANO 博多 collection」を開催いたします。(ドリームニュース)
今や織り帯の代表格として認知されていますが、起源を辿ると元々は「着物」の反物が始まりだったという770年余の歴史を誇る「博多織り」。
現在では献上柄と呼ばれる独鈷華皿文様の帯が、博多を代表する伝統工芸品として、きもの好きの方にとどまらず広く知られています。
博多の単衣帯は浴衣から江戸小紋まで、普段着、洒落着の季節も問わず、初心者の方から愛好家まで、一本持っていればいざという時に困らない万能帯として、また、透け感の美しい「紗献上」は夏ならではの風情に彩りを添え愛用されてきました。
江戸時代に黒田藩から幕府への献上品として江戸の街へ上ると、その締めやすさと独鈷華皿文様=献上柄の完成された意匠が江戸っ子の美意識である「粋(いき)」に通じ、歌舞伎の衣裳に登用され庶民にも人気が広まり、今でも男性の角帯の代表的な織りとしてや、柳に結んだ芸者さんの艶やかで凛とした姿に粋な魅力を改めて感じる事が出来ます。
きもの 円居ではこれまで毎年ご紹介してまいりました「OKANO博多きもの製作所」の博多織りを今年も新作を中心に取り揃えます。
OKANOのみが織る事の出来る「絽献上」はOKANOが開発し、内閣総理大臣賞も受賞している、軽さ、締め心地の良さ、洒落た風情で毎年新色を楽しみにされている方も多い単衣の季節にも締めていただける人気の夏帯です。
そして、OKANOが織り伝えている博多織りの原点である「着物」も新色、新柄が登場いたします。
なお、8月14日(土)は、OKANO 吉田貴視さんによるトークショーがございます。
お話の面白さと人柄に吉田さんに会えるのを毎回楽しみにされているお客様も多く、毎年人気のトークショーです。
【企画展「OKANO 博多 collection」開催要綱】
・開催日:2021年8月6日(金) ~ 2021年8月15日(日)
・開催時間:11:00~18:00 (火・水曜は定休日)
・開催場所:円居本店:東京都中央区日本橋浜町2-5-1-3階
・アクセス:東京メトロ日比谷線/都営浅草線【人形町駅】A1出口より徒歩5分
都営新宿線【浜町駅】A2出口より徒歩3分
東京メトロ半蔵門線【水天宮駅】7番出口より徒歩7分
・詳細URL:https://www.madoi.co.jp/exhibition/130003/
※今後緊急事態宣言等の状況によっては、時短営業等の変更が生ずる可能性もございます。
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