着物を世界に残す仕事。使われなくなった着物をシャツにリサイクルすることで現代にあった新たな着物スタイルを提案しています。
株式会社ファーイーストファブリック(本社:福岡県北九州市/代表取締役 川俣大輔)が手がける、着物アップサイクルブランド「FAR EAST FABRIC」は商品に使われるものと同様の着物生地で作ったパスケース、巾着袋を無料提供する試みを開始する。(PRTIMES)
◆まずは本物の着物生地をさわってほしい
「着物生地小物の無料配布」は、着物のリメイク品に興味があるけど、本物の生地を触ったことがないから購入を躊躇っているというお客様からの意見を聞いたことがきっかけで始まりでした。着物が活躍できる場は年々少なくなり、昨年からのコロナの影響でますます活躍の場が減りました。そんな中でも着物リメイクに興味を示されている方々にとって最初の一歩になる企画です。
すべて日常で使える便利な小物を想定して作っています。
・名刺ケースとしても、スマート財布としても使えるパスケース
・PC機器や、化粧品、お薬入れなどに便利な巾着袋
◆着物リメイク業界を業界を盛り上げたい
「無料配布」にしたのは、まず着物アップサイクルの業界の認知が必要だからです。国内には行き場が無く使われていない着物生地が1億枚以上あると言われています。そんな着物が捨てられることなく活用されるためには、まずは着物アップサイクルの世界が広がっていくことが必要だと考えています。そのために無料配布という形で多くの人に手に取ってもらい着物を体験できる仕組みにしました。
すべてシルクで織られた高級着物です。日本の四季、風景、植物から柄な着想得ている着物はどれも優雅で着る人を魅了します。
◆FAR EAST FABRICは着物をシャツへアップサイクルしています
古物市で買い手がつかず、段ボールで積み上がった着物を勢いに任せて買い取ったことが着物シャツづくりのスタートでした。アロハシャツの起源がハワイに移住した日本人が持ち込んだ着物をシャツにリメイクしたことと知り、シャツへのリメイクを2020年から開始しました。
日常で着やすいようにと、アロハシャツに多い開襟シャツではなくボタンダウンを取り入れています。またゆったりと軽やかに着られるように少し大きめのサイズ感に仕上げています。
◆すべて手作りで仕上げる、世界に1枚だけけの1点物のシャツ
生地選び、糸ほどき、裁断、縫製とすべて職人による手作りで仕上げています。どれも実際に使われていた着物をリメイクしているので、世界に一枚しかない、一点物になります。
着物は生地の特性上伸び縮みしないため、襟元や腕周りの曲線部分は職人が経験と勘を頼りに縫い上げていきます。機械では絶対にできない、人間の手でしかできない技術です。
◆ホームページから全国のお客様に販売しています
ホームページで全国のお客様に販売しております。毎週新作を公開することで世界に1枚しかない1点物を楽しみにしていただいています。
公式HP https://fareastfabric.com/
◆北九州市のショールームでは実際に商品を見ることができます
福岡県北九州市の本社にはショールームもあります。最新作を実際に試着することができます。またご自身のお着物を持ち込まれてのオーダーメイドシャツの製作も受け付けています。亡くなったお母様の着物をシャツに仕立てることで息子様が受け継がれていくなど、想いをつないでいくサービスも行なっています。
FAR EAST FABRIC SHOW ROOM
所在地:福岡県北九州市八幡西区本城東4丁目5-22
Tel:092-292-0120
Mail:info@fareastfabric.com
営業時間:10:00~18:00