世界に向けて「家紋登録事業」が始動!

きもの業界の動き
~日本和装の壮大な挑戦〜

きものと同様に大切な日本文化のひとつである「家紋」ですが、昨今の日本では家紋に対する意識や関心が薄れ、家紋の継承すらも危うくなっています。一方で、世界的な有名ブランドが家紋をモチーフに作ったと言われているモノグラム柄のように、海外では古くから家紋ひいては日本文化に敬意を持つ方が少なからず存在することは周知の事実です。
このことを踏まえて、当社は、「家紋」を維持・継承するとともに世界に向けて広く普及するために「家紋登録(※)事業」を新たに始めることを決定いたしました。(PRTIMES)

「家紋登録事業」では、啓蒙活動、データベースの構築、調査研究、検索・登録サイトの運用、家紋グッズの開発など、家紋に付帯するサービス全般の提供を予定しております。
代々伝わる家紋は元より、家紋を持たない海外の方などは、新しく家紋を選び自身及び一家の家紋として登録できます。

なお、本事業の主体となるデータベースの構築や登録などはNPO法人「きものを世界遺産にするための全国会議」が行い、当社は総代理店として、運営を担います。
同NPO法人は当社の創業者・吉田重久が2014年に立ち上げ、きものを無形文化遺産にするために活動を続けてきました。今回の事業にあたっては、文化的な面から同NPO法人が仕組みを構築し、当社が運営及び事業拡大を全面的に促進します。
当社は、創業以来40年近く無料の着付け教室を通して、“きもの”という日本固有の文化を継承し流通を促進してきました。新規事業として「家紋」を世界中に普及し、ファンを作り、そして身近にしてもらうために、これまでに培ったノウハウとネットワークを最大限に活用します。
さらに、きものと縁の深い家紋が普及すれば、きものの需要も高まる相乗効果を見込んでいます。

公式サイトは、来春公開予定です。
まずは日本国内やG7を中心に普及活動を行い、順次、中国及び東南アジアへ拡大していくことを計画しています。
家紋といういわば実体を持たない文化にスポットをあて、価値を生み出すというビジネスは、これまでに例のなかったものであり、偉業への挑戦と位置づけ、成功に向けて推進していきます。

(※)「家紋登録」はNPO法人「きものを世界遺産にするための全国会議」が商標登録出願中。
   同法人と当社の共同でビジネスモデル特許の出願を準備中。

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■会社概要
日本和装ホールディングス株式会社
事業内容  きものや帯の販売仲介業。全国で無料の着付け教室を展開(卒業生20万名超)
本社所在地 〒106−0032東京都港区六本木6-2-31六本木ヒルズノースタワー5F
代表    代表取締役社長 道面 義雄
上場区分  東京証券取引所市場第二部(証券コード2499)
URL    https://www.wasou.com

東京都認証特定非営利活動法人NPO
「きものを世界遺産にするための全国会議」
所在地  〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町2-5-12-710
議長   吉田 重久
URL   https://omotenashi.or.jp
日本和装ホールディングス株式会社の創業者・吉田重久が2014年に立ち上げたNPO団体。
きものを無形文化遺産にするために、法人、個人の正会員と賛助会員の協力により活動を続けています。日本全国には着物の知識・着付け・所作を指導する会員「和装家」(当法人独自の称号)が、現在2,800名登録しており、日々きもの文化の普及、振興に尽力されています。