「きものベストドレッサー賞2023」発表 男性部門は藤井聡太さんが3年連続受賞

和の装いに関する話題

3年連続の藤井さん、圧倒的な得票と多くの評価

「ニッポンの街にもっときもの姿を」をテーマに様々な和装のPR活動を行なっている、一般社団法人全国きもの街づくり協議会(本部:東京都中央区、代表理事:佐藤正樹、公式HP: https://wasou.org )はこのほど、「きものベストドレッサー賞2023」の男性部門に将棋棋士八冠の藤井聡太さんが選ばれたと発表しました。藤井五冠は一昨年、昨年に続く3期連続授賞となり、タイトル防衛とも言えそうです。

一般社団法人全国きもの街づくり協議会は「全国の街に、きもの姿を増やして、美しさと品格のあふれる日本に」を目標に様々な和装のPR活動を行なっています。主にきものファンからのネット投票と審査員の最終審査で決める「きものベストドレッサー賞」は2018年からスタートし、今年で6回目です。

投票対象基準は「素敵なきもの姿をマスメディアなどで披露し、和装文化のイメージアップに貢献された方」とし、投票専用サイトから女性部門と男性部門で1名ずつ選んでいただきました。

藤井聡太さんへは将棋ファンだけでなく「きものファン」と思われる方々からの評価も高く、男性部門全体の9割以上の票を集めました。

■着物を着られてる時とスーツの時とのギャップがすごい!着物で盤の前に座ってる姿がなんとも凛々しく、普段穏やかな顔もキリっとされてて、素敵なんです(村上さん)
■とにかく、着こなれてきた。素晴らしい着こなしであり、所作もよし。これからも現代的な着方もして欲しい(渡部さん)
■数々の将棋タイトル戦で若々しくも風格ある着物姿を一年中見せてくださっています 男性の和装っていいなぁとしみじみ思います(福井さん)
■八冠を達成する前から、着付けを学び自分で着られるようになっている。体型も着物が似合うのも勿論のこと振る舞いや謙虚な言葉など日本文化に相応しいと感じた(菊田さん)

なお、女性部門については残念ながら突出した得票を集めた方がおらず、審査の結果、あえて今回は該当者なしとしました。


同協議会はこの他、全国の各市町村を表彰の対象にした「きものの似合う街大賞」や個人や団体に贈る「きもの街づくり大賞」を主催しており、和装文化の普及・発展につとめています。

過去のきものベストドレッサー授賞者のみなさま

2018年 女性部門/武井咲さん 男性部門/羽生結弦さん 特別賞/本庶佑さん

2019年 女性部門/眞子内親王殿下 男性部門/小栗旬さん

2020年 女性部門/浜辺美波さん 男性部門/横浜流星さん

2021年 女性部門/小池百合子さん 男性部門/藤井聡太さん

2022年 女性部門/石川さゆりさん 男性部門/藤井聡太さん

きものベストドレッサー専用ホームページ
https://kimono-best-dresser.com/