オーダーワンピース専門店AZUワンピース(所在地:東京都港区北青山、代表:東 喜美代)は、タンスに眠っている和装の喪服を普段使いできるワンピースに作り替えるサービス「和ンピース・ブラックフォーマル」を2020年9月から開始しました。(@Press)
【着ることが少なくなった和装の喪服】
コロナ禍で断捨離をする人が増えています。その中でも処分に困ると言われているのが着物です。高かったものでも売ると二束三文にしかならなかったり、思い出の着物は簡単には捨てることができません。そんな着物の中でも一番困るのが喪服です。家紋が入っているために業者も引き取ってくれませんし、人に譲ることもできません。
今の50歳以上の女性は、嫁入り道具として喪服を持たされた世代です。また、親族からの形見分けで喪服を複数持っていることもあります。ですが、今は家族葬など葬儀も簡素化される時代。しきたりにとらわれない傾向があり、喪服の出番はなくなってきました。
【着物リメイクで喪服がフォーマルな和ンピースに】
AZUワンピースでは、代表自らの喪服をワンピースやパンツに作り替えSNSに載せたところ、「捨てられなかった喪服もこれなら着られる」「喪服のリメイクサービスもやってほしい」という声が数多く寄せられました。今年に入って、やはりコロナによる断捨離人気の影響から着物リメイクの依頼が2倍に増えていることもあり、フォーマルラインのサービスを開始することにしました。
【サービスは2種類】
〔1〕 和ンピース・ブラックフォーマル
6箇所を採寸して体型に合わせたワンピースを作ります。デザインは数種類の中から選ぶことができ、葬儀でも使える胸元が着物のように打ち合わせデザインで葬儀でも使えるカシュクールワンピースや、首元をハイネックにして共布のリボンで色々な変化をつけられるワンピースなどがあります。(製作期間は約4週間、税抜きで53,000円から)
〔2〕 和ンピース・ブラックカジュアル
3箇所だけを採寸して、S・M・Lのサイズと、3種類のデザインから選んでワンピースを作ります。
オーダーメイドはハードルが高いという方でもお手頃な値段でワンピースを作ることができます。(製作期間は約2週間、税抜きで29,800円から)
【和装の品質と洋装の手軽さが魅力】
日本の昔ながらの着物には多くの利点があります。シルク生地から作ったワンピースは軽い上に、肌触りが抜群にいいので服を着ているのを忘れるくらい良い着心地です。また、シルクは熱伝導率が低く夏は涼しく冬は暖かいため、一年を通して快適に着ることができます。
「和ンピース・ブラックフォーマル」は和装喪服の正絹の黒生地から作るので、大切な故人をお見送りするのに申し分のない第一礼服にもなります。家紋もスカートの裾などにさりげなく入れることで、格式がありながらワンポイントにもなります。和装は小物が多く大荷物になりますが、ワンピースなら荷物が少なく済むのも特に遠方の葬儀に行く時には助かります。また、フォーマルワンピースのカシュクールやAラインデザインだと、太ったり痩せたりという体型の変化があっても調節可能なので、急な葬儀にも慌てずに済みますし永く着ることができて安心です。
現在、自分でも和ンピースを作ってみたいという要望が増えていることから、10月から着物リメイク教室をスタートします。教室は北青山の店舗だけでなく、コロナ感染が心配な方には出張教室も行う予定です。
《料金と申込み方法》
○電話・メールで要予約。来店時に着物を預かり、デザインの打合せ、採寸、サンプルの試着を行います。
○遠方からも来店せずにメールや写真、Zoomでのやり取りが可能です。
○着物をお持ちでない方も、店舗にある着物から選ぶことも可能です。
AZU着物和ンピース= https://azu-kimonodress.com/
【会社概要】
店舗名 : AZUワンピース
代表 : 東 喜美代
所在地 : 〒107-0061 東京都港区北青山3-3-7 第一青山ビル2F
事業内容: オーダーメイドワンピース